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『間宮兄弟』

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劇場に足を運びながら夢の世界を彷徨い、内容を把握しないで終わっている作品がある。
その最たるものは、数年前に見たトム・ハンクス主演の『ターミナル』。忘れもしない。映画の内容ではなく、全編中ほぼ80%分、意識のない状態であった自分を。手元に残っているパンフレットが虚しい・・・ほかにも『柔道龍虎榜』、『憑神』、『早熟』etc.etc.
 これもそうした睡眠鑑賞作のひとつ。決着をつけねばならないので、そうした作品も順次DVDで見なくちゃ。

ストーリー:間宮兄弟は仲良くひとつの部屋に暮らしている。二人ともまだ独身だ。兄の明信(佐々木蔵之助)はビール会社に勤務し、弟徹信(塚地武雅)は小学校の用務技師。休日前には二人で深夜までDVD鑑賞。よくしゃべり、よく遊ぶ。そんな彼らが思いついたことは、小学校の教師依子(常盤貴子)とビデオショップの店員直美(沢尻エリカ)を部屋に招いてカレーパーティをすることだった。

 二人の暮らす部屋がなんとも好ましい。あの書棚!テーブルも趣味の模型を作るあの机も~。あんな部屋で趣味の世界を存分に楽しみたい!そう思いながら我が家を思い浮かべる。
 まずは片付けても片付けてもたまってゆく本とDVDとCD、そして印刷物を、きっちりと分類していつでも必要に応じて出せるように整頓する。何も積んでない机―自分の時間にはすっきり片付いたその場所に座り、おもむろに本をひろげたり書き物をしたり。もしかしたら絵を描いてみたくなるかもしれない。工作もできる・・・そうだ、来年はそんな暮らしをめざそう!
 
 間宮兄弟のオフタイムは、子供のままの心でいられる、そんな暮らし。それをみてふと「大人の男たるもの、これでいいのだろうか?」という疑問が浮かび上がる。安全なシェルターにいつまで篭っているの?世間の荒波にもまれなくちゃ一人前にはなれん!なんてよく言われるが・・・

 そんな感覚自体、過去の遺物なのかもしれない。家での時間は存分に憩うことができればいいわけで、他人からなんと言われようと自分が心地よいのがいちばんなのだ。人の口はあれこれうるさいけれど、それを気にしすぎるのはつまらない。だっていざという時、口うるさい世間は何にもしてくれないもの。

 もちろん、世間なんて一切無視していいと言っているわけではない。でも彼らは世の中にある見えないはかりをちゃんと意識している。
 二人は自分の出会うべき人にまだ巡り会っていないだけ。そしてその時がいつ来ても大丈夫。人に対するやさしさと愛情を彼らは内に持っているのだから。

『間宮兄弟』2006年日本 監督:森田芳光 原作:江國香織 出演:佐々木蔵之介、塚地武雅、常盤貴子、沢尻エリカ、北川景子、高嶋政宏、戸田菜穂、中島みゆきほか
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.03 2008 日本映画 comment0 trackback0

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藍*ai

Author:藍*ai

2003年10月、香港映画『インファナル・アフェア』無間道をみてトニー・レオンと運命的な出会いをしました。その後、それまでほとんど興味のなかった香港、中国、韓国映画の世界へ完全に落ちました。多分このまま帰りません~贔屓の俳優は
香港のトニー・レオン(梁朝偉)
ダニエル・ウー(呉彦祖)
韓国のイ・ソンジェです。

*このブログはエキサイトブログ『藍*aiの雑想記』から映画鑑賞記録のみを取り出し、若干手直しの上掲載しております。
目下作業中。せっかくお越しいただきましたのに散らかっておりまして申し訳ございません。

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